請求書ツールは無料で足りる?月額・年間費用・決済手数料の計算例

請求書ツールの基本料金、追加費用、決済手数料を分けて同じ期間の総額を計算する

請求書ツールの費用は、基本料金、通数・郵送などの追加費用、決済手数料に分けると比較できます。「初年度無料」と「ずっと無料」、「月額払い」と「年額を12で割った表示」を区別しましょう。

確認日:2026年9月30日。以下は公式ページの条件を整理したものです。契約前に最新条件を確認してください。

無料枠と追加費用の違い

サービス 無料プランの主な範囲 費用を見るときの注意
Misoca 請求書は月10通まで。見積書・納品書・領収書は無制限 有料プランの初年度キャンペーンと無料プランを混同しない。郵送代行は有料プランで1通210円(税抜)
Square 請求書 作成・送信は無制限 カード等の通常のオンライン決済は3.25%。自動継続課金・カード情報手入力決済は3.75%
freee請求書 基本料金0円、個別発行。定期請求・自動作成は1件まで 一括発行や自動入金消込は上位プラン。年払いの基本料金以外に一括発行の送信料金がある

出典:Misoca料金表、Square料金表、freee請求書料金表

計算例1:Misocaの年額と月あたり表示

Misocaプラン15の次年度以降の年額は8,800円+税です。年額を12で割ると約733円+税ですが、これは年契約の月あたり換算です。733円で月ごとに契約できるという意味ではありません。年額と、契約画面で選んだ支払周期を確認してください。

郵送を毎月2通使う想定なら、郵送費は210円×2通×12か月=5,040円(税抜)。次年度の基本料と合わせると13,840円(税抜)です。この例は年契約の基本料と郵送費だけの試算で、他のオプションは含みません。初年度キャンペーンの適用可否・条件は申込画面で確認します。

計算例2:Squareの決済手数料

請求額30,000円を通常のオンラインカード決済で受け、手数料率3.25%が適用される場合、手数料は975円です。請求書の作成・送信が無料でも、決済の費用が0円とは限りません。

同じ月に合計100,000円を同じ料率で受ける試算では、手数料は3,250円です。自動継続課金など、3.75%が適用される方法なら3,750円になります。実際の取引の適用料率や端数処理は公式条件で確認してください。

計算例3:freeeの年払い基本料金と送信料金

freee請求書のスタンダードは、年払い基本料金が23,760円(税抜)、月あたり1,980円です。一括発行の送信料金は年払いで57,000円/年からと別表示されています。両方を利用する条件なら、基本料金と送信料金を足して比較します。「月1,980円」だけで一括送信を含む総費用とは判断しないでください。

個別発行だけなら無料プランの範囲を先に確認します。上位プランに進む理由は、必要な一括処理や管理機能が無料枠に含まれないときです。

自分の年間費用を出す式

年間固定費+(郵送単価×年間通数)+(年間の対象決済額×適用手数料率)+年間のその他オプション費用

月払いの基本料金は12か月分にそろえ、決済額・郵送通数・オプション費用も同じ1年間で集計します。月あたりの平均費用を比較したい場合は、この年間合計を12で割ります。たとえば前述のMisocaの試算13,840円(税抜)は、月あたり約1,153円(税抜)の換算です。これは月ごとの契約料金ではありません。

無料期間の終了日、更新後料金、上限超過時の扱いもメモしてください。

  • 通常月と最大件数の月、両方で無料枠に収まるか
  • 定期請求・共同利用・郵送は無料プランに含まれるか
  • 年払いを月あたりに換算した表示か、実際の月払いか
  • 決済方法ごとにどの手数料率が適用されるか
  • 無料期間後の更新と解約・プラン変更はどうなるか

有料にする前に、減らしたい作業を一つ決める

「毎月の請求書をまとめて作る」「郵送を任せる」「入金確認を減らす」など、減らしたい作業を具体化します。その機能が無料プランにあるなら、まずそちらを試して構いません。費用を払うかは、実際の運用で必要な機能と負担を確かめて判断してください。

用途に合う候補と試用チェックを見る

タイトルとURLをコピーしました